私が自分の遺言を残すためにどのような方法により、遺言を作成したかを紹介しておきます。
遺言を作るとなると、なかなかきっかけがないことも確かにあると思います。 そのため、私が実施した方法が少しでもヒントとなり、何かの参考になればいいなと考えています。
■事前準備物
筆記用具、ノート、過去の写真アルバム
■所要日数
3日(休みの日に実施したため、実質的には2週間かかっています)
■スケジュール
1日目:出身小学校、中学校、高校など家から近いところを訪問
2日目:通っていた予備校と大学を訪問
3日目:大阪の北部にある温泉旅館に1人で宿泊
■遺言作成時の状況
温泉にてリフレッッシュした後、写真アルバムを見ながらいろいろなことを回想。
A4ノート1枚に箇条書きで気になることをメモ。それを整理し遺言として原案を作成。
■原案作成の所要時間
2時間程度
理想は海外の大自然が残る島の海岸で、波の音を聞きぼっーとしながら、遺言書を作成したかったのですが、 時間的なものと金銭的なもののために、遺言書作成のための日帰り温泉になってしまいました。(笑)
他には遺言書をつくるためだけにビジネスホテルに宿泊し、ビールをのみながら、作成するというのも現実的かも知れません。 もしくは自分の思いいれがある場所(人生の転機になった場所など)で作成するのもいいと思います。
遺言を作成してみた感想としては、いろいろな人の支えがあって今の自分がある、ということをあらためて認識できました。 本当に涙がこぼれそうになりました。この感謝の気持ちを見つめ直せただけでも、価値は大いにあったと思います。
ぜひ、自分なりのやり方で自分の遺言を作成してもらえれば、と考えています。