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30歳から始める遺言書づくり

自筆証書の雛形

ここでは自筆証書遺言書の最も一般的な例および解説を記載しておきます。 記載はパソコンでタイピングしていますが、自筆証書遺言書は、全文自筆でなければなりませんので注意してください。

自筆証書遺言書の最も一般的な例

遺言書 ※1

遺言者○○○○は次のとおり遺言する。

 1 妻○○○○に次の財産を相続させる。
   ××県××市××町×−×−×の土地及び家屋 ※2

 2 長男○○○○に次の財産を相続させる。
   ×××有限会社の株式すべて(××証券×支店に預託) ※3

 3 長女○○○○に次の財産を相続させる。
   ××銀行××支店の遺言者名義の定期貯金すべて ※4

 4 上記以外の財産は、長男○○○○と長女○○○○に
   二分の一ずつ相続させる。 ※5

 5 この遺言の遺言執行者として下の者を指定する。※6
   ××県××市××町×−×−×
   弁護士 ○○○○


                 平成××年××月××日 ※7
                 ××県××市××町×−×−× ※8
                 遺言者 ○○○○ 印 ※9

※1 タイトルは「遺言書」「書き残すこと」などにします。
※2 土地建物は特定できるように記載する必要があります。
※3 株式は端株など手元にあるものを忘れないようにします。
※4 預貯金は支店名まで明確に記載します。口座が複数ある場合は、
    どの口座かを指定します。
※5 分割することが困難ではない財産は、相続分を割合で記載しても
    支障はありません。
※6 遺言執行者を指定しておくと、遺言の執行が順調に行えます。
※7 遺言書作成日は、日にちが特定できるように必ず記載します。
※8 住所はなくても問題ありません。
※9 実印の必要はありませんが、署名や押印は不可欠の要件です。


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