1985年の阪神タイガース優勝の写真、選手、試合スコア。阪神タイガースの歴史、経済効果、応援歌などを紹介。

阪神タイガース阪神タイガース優勝'85

タイガース百科

ここでは、阪神タイガースを今以上に好きになってもらうために、 タイガースに関する雑学を紹介します。 名前はアメリカのタイガースにあやかったのは有名ですが、 甲子園球場の由来を知っている人はあまりいないのでないかと思います。

■「タイガース」の由来
球団のニック・ネームを何にするか。 昭和10年12月に球団が結成されたとき、阪神電鉄の社内でニック・ネームの公募が行われ、 その中から「タイガース」が選ばれた。 同名のものが多数あったため、抽選が行われ、事業課勤務の松原三郎氏が当選者となった。 大阪と同じ工業都市のアメリカ・デトロイトに本拠を置く「タイガース」にあやかったものだった。

■外人選手第一号
青い目の助っ人は、35年のM・ソロムコが第1号。ソロムコは外野手で38年までプレー。 以降日本に定着して現在は堂々の実業家。 以降バッキー、ブラウンスタイン、ヤシック、ベルトイヤ、バーンサイド…と続々助っ人が来日。 今季入団のゲイルが24人目。 この中からベスト5をあげると在籍7年で239試合に登板、100勝をあげたバッキー。 在籍6年で打率.246、126ホーマー、304打点のカークランド。 在籍5年で打率.296、94ホーマー、324打点のラインバック。 在籍4年で打率.250、74ホーマー、250打点のソロムコ。 在籍3年で打率.251、79ホーマー、194打点のブリーデンだが、 史上最強の助っ人はなんといっても昨年まで2年間で打率.307、62ホーマー、156打点をあげ、 今年も三冠王をめざしているバースになるだろう。

■ダイナマイト打線
21年の阪神は強打線で開幕から他球団を圧倒した。 トップの呉から金田、本堂、藤村富、土井垣、渡辺誠、富樫、長谷川と強打者がそろい、 7月16日の打撃ベスト10は、1位渡辺、2位藤村、4位金田、5位富樫、 6位土井垣、8位本堂、9位長谷川と阪神勢がズラリと占めるありさま。 マスコミはその破壊力を「ダイナマイト打線」と評し、阪神打線の代名詞となった。

■本拠地、甲子園球場の名前の由来
阪神甲子園球場は、大正13年8月1日に竣工した。 この年は十二支で甲(きのえ)子(ね)の年にあたるため、 そこから甲子園球場という名前がつけられた。

■永久欠番
初代ミスター・タイガースの藤村富美男氏の「10」とザドベック投法で名をはせた村山実氏の「11」は、 両氏の功績をたたえて永久欠番とされている。 33年に引退した藤村氏は在籍18年で1,556試合に出場。 5,646打数1,694安打で打率.300、224ホーマー、1,126打点を記録した。 また村山氏は14年間の在籍で592試合に登板し、222勝(147敗)をマーク。奪三振2,271個、防御率は2.09と、 ともにすばらしい成績を残している。


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