法廷での注意事項について説明します。
■裁判には欠席や遅刻をしないこと
原告が欠席した場合は、あらかじめ訴状が提出されているので、裁判所の判断で手続きが進められることがあります。
その場合、出席した被告の言い分だけで進められるため、
原告の不利益になってしまいますので、欠席や遅刻をしないようにすることが大切です。
■裁判官の指示に従うこと
裁判官は、裁判手続きを進める役割だけでなく、法の権威を確保するという役割も負っています。
このため、裁判官は法廷などの秩序を維持し、そのために必要な措置を決定することとなっています。
法廷では、この目的のために裁判官が命じた指示には従わなければなりません。
■常識的な身なりであること
当事者である原告や被告、証人の法廷における服装については、スーツである必要はありませんが、
常識的な格好にしておくべきです。
■発言は裁判官の許可を得ること
各自が無秩序に発言したのでは、裁判そのものがスムーズに進まないうえ、収拾がつかなくなってしまいます。
そのため、基本的には裁判官からの指示に従い、発言するようにしてください。
もし指示なくして発言したい場合は、裁判官から発言の許可を受けてから、意見を述べるようにしてください。
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