自宅の電話にナンバーディスプレイを契約してから、無言電話はぴたりと止みました。 無言電話のことも忘れかけていた頃、再度、いたずら電話に悩まされることになりました。
■6月17日/火曜日
(20:22)
職場の同僚と食事をしていると、携帯電話に見知らぬ携帯番号から電話がありました。
食事中ということと知らない携帯電話番号からの着信ということあり、電話には出なかったのです。
帰宅途中に、184をダイヤルして、着信のあった携帯番号に電話をしてみたのですが、 呼び出し音がなりっぱなしで誰もでませんでした。
帰宅すると、自宅の電話に先ほどの見知らぬ携帯番号から、2回着信(19:57、20:41)がはいっていました。 携帯番号を見たとき、寒気がしました。これはストーカーだと…。
(23:05)
私の携帯電話にあのストーカーの番号から電話がありました。
この頃から、電話がなるたびにびくびくするようになっていました。
■6月18日/水曜日、6月19日/木曜日
ストーカーからの電話は止まず、1日に2回〜3回、携帯電話と自宅の電話の双方に着信がありました。
この頃から、電話がならなくても、電話がなるのではないかと、怯える毎日が始まりました。
実際、仕事をしているときでも、ストーカーのことは頭を離れず、知らず知らずのうちに、 気が滅入っていたように思います。
■6月20日/金曜日
(18:46)
携帯電話にまたもあのストーカーから着信がありました。
もちろん携帯電話も自宅の電話も一切、でないようにしていたのですが、着信記録を見るたびに、
背筋が凍る思いをしていました。
”なぜこんな目に会い、こんな嫌な思いをしなければならないの”
帰宅後、インターネットでストーカー対策のサイトをみてまわりました。 その際に、インターネットで携帯番号から携帯会社を調べてみると、 Jフォン東海契約のものであることが判明しました。
東海地方の知り合いで、このようなストーカー行為をする人はいないはずだが…。
その調べごとをしている最中にも携帯電話に着信記録がありました。 いつも電話があるのは、決まって晩です。行動を監視されているようで、本当に気持ちが悪い。 ”もうお願いだから止めて!”
■6月21日/土曜日
(11:41)
携帯電話にストーカーから着信がありました。これまでは晩に電話があったのですが、初めて昼間にありました。
これで、1日中ずっと昼夜も問わず、ストーカーのことが頭から離れないようになりました。
昼すぎから、116に電話して自宅の電話番号を変更してもらうように手配しました。 それと、ドコモショップに行って、携帯の番号を改番してもらいました。
この頃には、姿が見えないストーカーのため、友達や周囲の人のちょっとした言動にも疑うようになり、 疑心暗鬼になっていました。
そのため、変更した電話番号は、両親、彼氏、信頼できる大学時代の友人だけにしか教えないようにしていました。
”お願いだから、ストーカーからの電話がかかってこないで!”