ストーカー行為事件の被害体験者による相談だけでなく、ストーカーの対策方法、ストーカー規制法なども説明。

ストーカーとの激闘60日!

全図解 セクハラ・DV・ストーカー・ちかん―被害者を救う法律と手続き
(AA)全図解 セクハラ・DV・ストーカー・ちかん―被害者を救う法律と手続き

今だから思うこと

いくつかのホームページにストーカー対策の一般的なことが書いてあります。 一般的なことを知りたい場合は、リンク集をご覧下さい。

私は体験者として、体験者しかわからないアドバイスをさせて頂きます。 私は女性ですが、どちらかというと強いタイプなので、必ずしもストーカー被害を受けている、 または受けかけている女性に当てはまらないアドバイスかも知れませんが、その点はご了承下さい。 (そんな私でも涙するぐらいの恐怖体験でしたが。)

私が今だから思うことは、次の2つです。

1)結論を先延ばしにしない

いくつかのサイトのストーカー対策へのアドバイスとして、 ストーカーの神経を逆なでしないように、との記述があります。 私の場合を例に出すと、携帯の電話番号を2回変更したり、自宅の電話を休止したりなどです。

本当にそうなのでしょうか?

私の場合は、電話番号を変更したために、結果として、ストーカーが連絡方法を失い自宅マンションにきたり、 郵便受けにゴミを投函したりされました。

でも電話番号を変更していなかったら、行為はエスカレートしなかったかも知れませんが、 無言電話はずっと続いていたと思います。

ここで言わせて頂きたいことは、何かしら結論は決まっていて、その結論を1年後にうけるか、半年後にうけるか、 1ヶ月後にうけるかだけの違いということです。

つまり、結論を先延ばしにするのではなく、現在の状況に対して迅速な対応策を講じて(ウミが出るならウミを出して)、 1日でも早く普通の生活に戻るほうが得策だと思います。

2)加害者はストーカー、被害者は行為を受けている人

忘れてほしくないことは、被害者はストーカー行為を受けているあなた自身です。 その被害者が加害者のことで、いろいろと気をもみ、”ああすれば、こうされるかも知れない”、 ”ああしたから、こうされたのかも知れない”といった精神的にダメージを受けること自体、間違っているのです。

考えてみてください。

例えは適切でないかも知れませんが、飲酒運転により、100%の過失責任を問われている交通事故の加害者に対して、 被害者は何を思うのでしょうか。

姿が見えない恐怖により、被害者が被害者という立場を忘れてしまいがちですが、毅然とした対応をとるほうがいい、 もしくはとるべきだと思います。

私もそうでしたがいろいろとつらいと思いますが、友人知人の協力者をえて、第二の被害者を出さないためにも、 ストーカーにまっすぐ向き合ってほしいと思います。


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