痴漢、ストーカー、空き巣、強盗など女性を狙った性犯罪対策を説明。防犯カメラや防犯グッズの機器も紹介。

女性のひとり暮らし安全マニュアル

全図解 セクハラ・DV・ストーカー・ちかん―被害者を救う法律と手続き
(AA)全図解 セクハラ・DV・ストーカー・ちかん―被害者を救う法律と手続き

安全な地域環境

これから部屋探しをされる場合には、通勤に便利な場所などでまず沿線などを限定し、 それから家賃などの条件で部屋を決める人がほとんどであると思います。

つまり、交通の便や部屋の善し悪しだけを重視して住宅を選択しているといっても過言ではないと思います。

ぜひその際に、安全であるかどうかのポイントを重要視し、安全性についても確認していただければと考えています。 以下に主な確認方法などを記載しておきますので、参考にして下さい。

■実際に自分の足で歩いてみる

部屋から駅まで、もしくは買い物をする場所など入居後に想定される行動パターンに基づいて、 実際に歩いてみることです。 もちろん、生活スタイルにあわせて安全の環境を確認することが必要です。

深夜に帰宅することが多い人はその時間帯に歩き、治安を確認してみるのです。 また、一つの行動経路だけでなく、自分が行動するゾーンをある程度絞り込み、 そのゾーン内をいろいろな時間帯に歩いてみるようにして下さい。

■立地状況を確認する

自分が行動するゾーンはどのような立地条件であるのかを確認します。 周辺は商業地帯なのか住宅地帯なのかだけではなく、風俗店やスナック、学校、警察、コンビになど、 どのような店がどこにあるのかを確認します。

また、時間帯に応じて、 それらの場所の通行量、街灯の明暗、道の幅なども注意して観察すればいいと思います。

■地元の人の情報を収集する

やはり住み慣れた人からの情報は貴重です。 ぜひ周辺の住人から治安や安全の状況について聞いておくことをお勧めさせて頂きます。

地元の少し年配の方に、 「今度引越しをしてくるのですが、女性の一人暮らしのため心配です。安全面はどうですか?」と誠意を持って聞けば、 おそらく丁寧にアドバイスしてくれると思います。

■交番の警察官にも聞いてみる

交番の警察官に確認するというのも1つの方法です。 町全体の治安状況などについて率直に質問すればいいと思います。 案外、不動産業者が言わないような情報などが入手できるかも知れません。


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