カメラ付き携帯電話で雑誌を撮影するデジタル万引きの防止。本屋や書店の万引被害、防止対策、インタビューを紹介。

デジタル万引きの防止対策

デジタル万引き防止の基本的な考え方

デジタル万引きの是非について、私は非という意見を述べました。 非という意見を述べるだけであれば、単なる評論家になってしまいますので、 どのような対策をとればいいかについても説明しておきます。

私の答えとしては、デジタル万引き特有の対策をする必要はない、との見解です。 つまり、デジタル万引きの対策ではなくて、万引きの対策をきっちりとすることが、 デジタル万引きを防止すると考えています。

デジタル万引きの防止は万引き対策の延長線上にあるのです。

「デジタル万引き」にしろ、「万引き」にしろそれをする場所、目的、人が同一視できる以上、 根本的な対策は同じになるはずなのです。

別の言い方をすると、デジタル万引きは万引きから派生したものである (イメージでは、万引きが大きな枠、その枠の中に小さなデジタル万引きという枠があるようなもの)ため、 書店は万引きの対策をどうするかということについてまず対処すべきであると考えます。

このように考えると、万引き対策ができていない書店では、デジタル万引きのための小手先の対策など、 できるはずもないのです。

万引き対策の必要性としては、万引きの被害実態でも触れたとおりですが、 さらに言えば、万引犯は万引きがしやすい店に集まるともいいます。

上記のことから、デジタル万引きの対策≦万引きの対策という考え方にたち、 次項において万引きの対策方法について基本的なことを説明したいと思います。

もちろん私は万引き防止対策のプロではありませんので、 万引き対策をきっちりとしている大手書店、一流の書店は対象外となります。 あくまでも私の実家がある下町のような古くからの書店を対象イメージにしています。


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