私の家に近くにある書店の店主に、デジタル万引きについてヒアリングしてきました。 その時の模様をまとめておきます。
一言でいうと、私の自宅がある下町の昔ながらの書店では、 万引きやデジタル万引きについての危機意識があまりにも欠如していました。
安藤書店へのヒアリング模様:平成15年10月26日
■書店の概要:
昔ながらの書店といった感じで、店主は60歳ぐらい。15坪程度の敷地で1人で経営されています。
Q.デジタル万引きについて調べているのですが?
A.なんやそれ。
Q.カメラ付きの携帯電話で雑誌を撮影したりするやつなのですが。
A.あぁ〜。あれか。
Q.デジタル万引きをする人っていますか?
A.なんか携帯電話でちょこちょこしてるやつは見たことあるけど、
何してるかわからんわ。
Q.最近、書店でも被害があると聞くのですが?
A.そんなにないと思うけどな。
Q.万引きの被害はあるのですか?
A.そりゃあるわ。万引きわな。
Q.どのくらいの被害があるのですか?
A.ようわからんけど、かなりあるのは確かや。
Q.定期的に棚卸しとかでチェックされていないのですか?
A.そんなん忙しくてしてられるかいな。
Q.売上げとかは減ってきていないですか?
A.不景気やからな。まあ、ぼちぼち趣味程度でやってるんや。
Q.今、デジタル万引きのホームページを作っていまして、今日の
インタビューの様子を掲載してもよろしいですか? 迷惑はか
けませんので。
A.なんかようわからんけど、ええよ。そのかわり宣伝しといてや。(笑)