カメラ付き携帯電話で雑誌を撮影するデジタル万引きの防止。本屋や書店の万引被害、防止対策、インタビューを紹介。

デジタル万引きの防止対策

書店ルネッサンス―進化・視察・出版営業・未来・電子ペーパー
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デジタル万引きについてのアンケートデータ

デジタル万引について、 ネプロジャパン が10代〜40代の携帯ユーザに対してアンケート調査を実施しております。

有効回答数は約6,000人。 回答者の属性は男性37%、女性63%で、19歳以下7%、20代43%、30代39%、40代以上10%となっています。

アンケートの調査の結果では、「デジタル万引きって言葉知っているか?」との設問に対して、 「全く知らない」が53%と約半数を占め、「知ってる」が37%、「言葉は聞いたことある」が10%となっています。 世代別には特段の傾向は見つかりませんでした。

「デジタル万引きをしたことがあるか、もしくはやろうと思ったことがあるかどうか?」との設問に対しては、 「やったことがあり注意された」は4%、「やったことはないが、やろうとは思った」が10%、 「カメラ付き携帯だけどやったことはない」は54%、「カメラ付き携帯ではない」は31%となり、 カメラ付携帯を持っている人の約20%がデジタル万引をしている、 もしくは予備軍だと言うことができます。

■デジタル万引きの経験
デジタル万引きの経験

「デジタル万引きについてどう思うか?」との設問に対しては、「犯罪に等しい」は26%、 「あまりよくないこと」は60%となる一方、「別にいい」は13%に留まり、 デジタル万引きの行為自体が「悪いこと・よくないこと」と思っている人は86%にのぼった。 また、デジタル万引きに対する意識を年齢層別でみると、 年齢が高いほど「犯罪に等しい」、「あまりよくないこと」だと思っている人が多い結果となっています。


■デジタル万引きへの罪意識
デジタル万引きへの罪意識

「デジタル万引きで何を撮った? もしくは何を撮りたいと思う(思ったことがある)?」との設問に対しては 「特にない」が30%と最も多く、以下、「料理レシピ」14%、「レストラン等お店の情報」13%、 「ヘアースタイル・ファッション」10%、「映画コンサート情報」9%、「アルバイト・就職情報」8%などとなり、 「知りたい・必要な情報だけを入手する」のが目的とされるデジタル万引きでは、 情報系の雑誌がターゲットになりやすいことが示唆される結果となっています。


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