日本ほど戸籍制度がしっかりとした国はありません。 その住民基本台帳を活用する方法は、住基台帳を閲覧で紹介します。
一方、民間のデータベースに目をやってみると、いちばん情報量が豊富で整備されているのは、 なんといっても電話帳のデータベースです。
現在では、いくら電話帳に掲載しない個人ユーザが増えてきていると言っても、 電話帳のデータベース(ハローページ)には約3,800万件ほどのデータがあります。
電話帳データを検索、閲覧するには以下の方法があります。
1)NTTの104番で問合せ
104番に問合せをすれば最新の電話帳データベースから、該当情報を検索してくれます。 メリットとしては、いつでも電話一つで確認ができるという簡易性にあります。
デメリットとしては、初恋の人の大まかな住所(○○市など)しかわからない場合には、 情報を検索することが出来ないことです。
また、名前と住所から電話番号を調べることを目的としているため、 電話番号から住所を調べる場合には対応不可となります。 その他、有料(60円/案内 ※8時〜23時までの問合せで月に1案内の場合)であるため、 何度も問合せをすることにも不向きです。
2)ハローページの電話帳を閲覧
市立図書館やNTTの営業所などでは、全国のハローページの電話帳を閲覧することができます。 自分の目で確かめないと気がすまない人には、向いているかも知れませんが、 その場所まで出向かなくてはならないという距離的な制約と検索の不便性のために、 あまりお勧めできる方法ではありません。
また、電話帳という紙の媒体で発行しているため、発行周期の都合上、 必ずしも最新のデータというわけではありません。 一番古いデータは、1年ほど前のものになりますので、極端な場合、 1ヶ月前に移転した情報は掲載されていないということになります。
参考までに全国のハローページの電話帳を閲覧できる場所は、 こちらになります。