離婚件数が増加している中で、再婚件数も増加してきています。
70年と比較すると、99年では男女ともにすべての年齢で再婚件数が増えており、 95年では、離婚した男性の76%、女性の64%が再婚しています。(データ9参照)
■データ9:離婚後の再婚率推移
※上記データは、国立社会保障・人口問題研究所の算定から引用
離婚してから再婚するまでの期間をみると、3年未満に再婚している人の割合は低下傾向にあり、 5年以上経過している人の割合が高まってきています。
離婚する原因の1つに浮気や不貞などの異性関係に起因することもあるので、 時期としては、もう少し早いのかと考えていたのですが、少し意外でした。
おそらくこの再婚までの経過期間の長期化は、子どものことや家事のことといった、 離婚によって生じる悩みが長期化することにも結びついているとも考えられます。
再婚した人が、その後、幸せな家庭を築くのか、それとも同じ過ちを繰り返し、 また離婚してしまうのか、といったデータに興味があるのですが、公表されている数値はないようです。