結婚のお見合いの準備や式場、進行のマナーを解説。身上書、履歴書、家族書の書き方、見合い写真なども説明。

結婚のお見合いマナー辞典

見合いの世話

結婚は当事者同士にとって人生の大切な行事なので、 仲人を頼まれたからといって気軽に引き受けるわけにはいかないと思います。

引き受ける前に、まず2人にあって、どのような結婚生活を望んでいるかなどをよく聞いておく必要があります。 そのうえで次のような点をチェックしておけばいいと思います。

■結婚する意志をチェック

親がその気でも、当人にその気がなくては、仲人を頼まれても、余計なおせっかいになってしまいます。 子供がある程度の年齢をすぎると、親のほうが心配して、 本人の意思とは関係なく知人、友人に見合いを依頼するという場合があります。

また、両親は知らなくても、当人は恋愛中ということもあります。 親の話とは別に必ず当人に会って、結婚の意志があるのか、見合い話しを進めていいのかどうかを、 しっかりと確かめておきます。

■経済的な面をチェック

結婚生活を維持していくためには、経済的なチェックも重要な条件です。 最近は仕事をもつ女性も増えていますが、仲人としては共働きに対する2人の考え方を知っておくことも必要です。

具体的には働くのは夫だけか、共働きなのか、その場合の収入はいくらぐらいで、 その収入で2人がどのような生活を望んでいるかなどになります。

■健康状態をチェック

これから結婚生活を始めるにあたって、お互いが健康であることは大切です。 仲人としては、お互いの健康状態を事前に理解しあっておくために、 健康診断書を取り代わすように勧めてもいいと思います。

遺伝的な不安があるかどうかは、非常に微妙な問題になるので、 後でトラブルの原因にならないように、仲人としてもしっておいた方がいいと思います。

■希望条件をはっきりさせる

「よい人なら…」という曖昧な条件はトラブルのもとです。 可能な限り具体的に希望する条件を聞いておくようにしたいものです。 とくに結婚後に両親と同居するか別居するかは、はっきりとさせておく必要があります。

嫁と姑の関係は、いつの世でも問題になります。 最近のように子供が少なくなり、半分近くが長男か長女になると、 最終的に親の生活を、どこで誰が世話していくかは大切なことになります。


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