見合い結婚の準備や式場、進行のマナーについて説明。身上書、履歴書、家族書の書き方、見合い写真などを解説。

結婚のお見合いマナー辞典

世話人、仲人、媒酌人

世話人、仲人、媒酌人は一見似たような役割に思われ同一視される方もいますが、 見合いから結婚披露宴までのプロセスの中で、それぞれの活躍の場は異なります。

■世話人

結婚しようと思うふたりの出会いをお世話する人で、見合いとその後のフォローまで、責任をもってかかわる人です。

■仲人

話しが決まったあと、結納から披露宴まで、両家の間に立ってとりまとめをする人です。 世話人が仲人になる場合もあります。

■媒酌人

挙式、披露宴のときに媒酌の労をとる人のことで、多くの場合、仲人が媒酌人になります。 中にはこのときだけ社会的地位の高い人などを媒酌人としてお願いすることもあります。

その他、聞きなれない言葉として、 下見合いというものがあります。 (最近はほとんどないようですが…。)参考までに説明しておきます。

■下見合い

縁談を持ち込まれると、相手がどんな人か気になるものです。 そんなときの方法の一つに下見合いというものがあります。

相手に知らせずにそっと相手を見ておくことで、昔風の見合いでもあります。 どうしても気になる場合は、紹介者に相談し、演劇やコンサート、スポーツ観戦のときなどに、 相手の近くに席をとり、相手をみておく方法です。

どんなに興味があっても、相手の仕事先を訪ねたり、友人などに人柄を聞くのはタブーです。

昔はよくこの下見合いというものがあったと母から聞きましたが、現在では下見合いというのはほとんどないと思います。 私も下見合いされていたのかな?(そんなことはないと思いますが)と思うと、少し怖く、気持ち悪い感じがします。


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