見合い結婚の準備や式場、進行のマナーについて説明。身上書、履歴書、家族書の書き方、見合い写真などを解説。

結婚のお見合いマナー辞典

事例別の断り方

ここでは縁談の断り方について説明します。 見合い話しの持ち込まれ方は世話人に依頼する以外にもいくつかのケースが考えられますので、 事例ごとの断り方をみていきたいと思います。

■依頼していないのに縁談が持ち込まれた場合

結婚する意志がない場合は、きっぱりと断り書類も受け取らないことです。 この場合では断りの理由を説明する必要はなく、 「せっかくですが、私には必要のないお話しですので申し訳ございません」で十分だと思います。

■断る前に書類が届いてしまった場合

依頼していないのに縁談が持ち込まれ、父母の片方が勝手にOKを出してしまい、書類が届いた場合には、 開封しないで送り返すのがいいと思います。 開封すると結婚の意志はあるが、今回の相手が気にいらなかっただけと思われてしまうかも知れないためです。

■条件に合わない場合

紹介者にはっきりと理由を伝えても問題はありません。 例えば、「ご両親との同居を希望されている点が私には向かいないようですので…」や 「病弱な両親の近くにいたいので、転勤のある方とは…」などです。 また、引き続き紹介を依頼する場合には、その条件を念押ししておくといいと思います。

■断りにくい相手から縁談を持ち込まれた場合

上司などから縁談を持ち込まれた場合、その場で断りにくいこともあります。 しかし種類を預ってしまうと、結婚する意志があると思われるので、 その場で「お気にかけていただいてありがとうございます。 でも今、結婚する気持ちがありませんので…」と開封せずに断るのがポイントです。

どうしてもその場で断ることができない場合には、 後日に「よく考えましたが…」や「家族とも相談しましたが…」などの断りの言葉とともに書類をかえすようにします。

■何となく気に入らない場合

何となくでは理由になりませんので、できるだけ具体的な理由を見つけるようにします。 「あまりにもご立派な家柄ご経歴で、私にはもったいなくて…」や 「大変知的で活発な方ですので、内気な私としては自信がございません…」などです。


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