悪質な迷惑電話で悩まされている場合には、確実に証拠を収集し、保全するようにして下さい。 この証拠は、警察への被害届けにも提出する際にも役立ちますし、 どれだけの被害があったのかについて後々役立つ(例:慰謝料請求などの場合など)ことにもなります。
警察に被害届けを出したとしても、警察はなかなか犯人特定に動いてくれないのものです。 しかし、脅迫などの証拠があり、そのため日常の生活を脅かされていることを真剣に訴えれば、警察を動かしやすくなります。
それでは具体的にどのように証拠を保全していくのかと言いますと、 まず電話機の録音機能を使って、相手からの迷惑電話を録音するようにします。 特に何か声を発していたり、アダルトテープなどが流れていたりする場合などは必ず実施するようにして下さい。
それ以外には、いつ、どんな内容の迷惑電話があったのかを記録として残すようにします。 エクセルなどでフォーマットを作成しておき、家族の誰が対応しても証拠を保全できるようにしておきます。
▼被害記録のフォーマット例
もちろん迷惑電話の直接的な被害だけではなく、迷惑電話により精神的にもダメージを受けている場合などは、 医者から必ず診断書をもらっておくようにして下さい。 また、商売などを営んでいる場合には、営業妨害されたということがわかるように、被害の状況を保全しておく必要があります。