NTTサービスによるいたずら電話・無言電話の撃退方法を説明し、迷惑電話対策や携帯電話の迷惑メール防止を紹介。

迷惑電話の対策研究室

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ナンバーディスプレイ

悪質な迷惑電話を撃退するサービスとして、NTTが提供しているナンバーディスプレイとナンバーリクエストというものがあります。 ナンバーディスプレイを申込み、ナンバーディスプレイの付加サービスとしてナンバーリクエストというのを同時に申込みします。

いまさら説明の必要がないかも知れないですが、ナンバーディスプレイというサービスは、かけてきた相手の電話番号が、 電話に出る前に電話機などのディスプレイに表示されるサービスのことです。(イメージ図参照)

▼ナンバーディプレイサービスのイメージ図

そしてナンバーリクエストにより、 電話番号を通知しないでかけてきた相手に「あなたの電話番号を通知しておかけ直しください」と音声で伝えることができます。 (この場合は、着信側には呼出音はなりません)

このサービスを利用するためには、ナンバーディスプレイ対応の電話機である必要があります。 また、サービス導入費用ですが、ナンバーディスプレイとナンバーリクエストを同時申込みした場合(住宅用回線の場合)、 月々の費用が600円、初期工事費が3,000円となります。

現在、市販されている電話機はほとんどがナンバーディスプレイ対応で、安いものであれば1万円程度で販売しています。 (少し前までは黒電話機に設置するだけで、このサービスを利用できるアダプターをNTTで販売していましたが、 現在は販売していないようです。 必要な場合は、中古屋の電気店やオークションなどで購入することができます)

このサービスにより、相手方は電話番号を通知してこないと電話をかけられないため、 半数以上の迷惑電話は撃退することができると思います。

ワンポイントアドバイス
確かにこのサービスを契約したとしても、公衆電話から電話をしようと思えばできるのですが、 大切なことは迷惑電話をしてきている相手方に電話をする選択肢(自宅の電話、携帯電話、公衆電話)を減らすだけでも、 効果はあると考えています。 また公衆電話などのように外から電話をかけさすことにより、犯人を特定することにもつながるのです。

その他、ナンバーディスプレイの電話機により特定の電話の着信を割り振る(親機、子機)ことが可能ですので、 もしも相手方が番号を通知し、迷惑電話を継続するような場合には、その電話を子機に着信させ、 子機の呼び出し音を消しておくということもできます。


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