電話をうける方が好んでいない電話の呼び名として、 迷惑電話、いたずら電話、無言電話…などいろいろな言葉が使われています。
当サイトが対象としている迷惑電話というものを明確にする意味でも、関連する迷惑電話の言葉を次のように分類しました。
▼迷惑電話の概念図
まず上記の図すべてを迷惑電話と総称することができます。 次に横軸を電話の発信者に悪意があるかどうか(迷惑な行為をしてやろう!という意識があるかどうか)、 縦軸を電話をする頻度の多少として分類しました。
(1)から(4)までのように、4つのゾーンができると思います。 悪意がなく頻度が少ないものとして(2)の間違い電話、悪意があるけども頻度は少ない(3)のいたずら電話、 そして悪意があり頻度も多いものを(4)の悪質な迷惑電話と位置づけました。
頻度の多少という区別は、主に10回を1つのラインとして考えています。 9回程度までの電話であれば、いたずらとまだしも理解できますが、10回以上になるようであれば、 ほっておけばそのまま迷惑電話が継続していくものと考えられるため悪質と位置づけています。
(1)のゾーンは頻度が多く、かつ悪意がない電話というのは実質上ないため、空白となっております。
この4つのゾーンの中で一番やっかいで日常の生活を脅かしているものとしては(4)のゾーンになります。 当サイトが対象としている迷惑電話というのは、この悪質なものを意味しており、 着信側が一般の電話機であるものです。
なお、無言電話という言葉がありますが、この無言電話というのは迷惑電話をする様態のことをさしますので、 上記の悪意と頻度という2軸の分類にはマーキングすることができません。 迷惑電話をする相手が声を発するかどうかについては、犯人のタイプを考える上では重要ですが、 迷惑電話の分類上ではあまり意味がないので上記のような2軸としております。