隣人やご近所の方とは、できるだけ良好な関係を保ち、いいコミュニティの中で暮らしたいと誰もが願うことです。
しかし一方で、隣人とのトラブルが絶えないのも事実です。殺人事件に発展するケースまであるほどです。
このトラブルは、(隣人を知らないと言われている)都会であれ、(近所のコミュニティが形成されている)田舎であれ、 同様に起こりえるものだと思います。
私が実際、体験したことや聞いたことなどを中心に、境界以外の隣人トラブルの代表的なものをまとめておきます。
1)騒音、悪臭などでのトラブル
よくテレビで隣人同士が騒音で、刑事事件に発展しているニュースを見ます。 騒音、悪臭以外にも隣地通行、日照や眺望などのトラブルの話しをよく聞きます。 この内容については、トラブル回避の事前知識として次項にまとめておきますので参考にして下さい。
2)性格的な不一致による仲間はずれ
マンションなどによくありがちですが、主婦同士で誰と誰が仲がいいとか悪いとか、そのような話はどこにでもあると思います。 それが単なる仲間はずれ程度で済めばいいのですが、嫌がらせをされたり、またありもしない噂話を流されたり、 と自分の生活に支障をきたすなどのトラブルがあります。
3)盗聴機による電話の内容の傍受
現在では、コードレス電話が主流ですが、このコードレス電話は非常に盗聴されやすくもあります。 電気街に行けば、1万円〜2万円程度で盗聴機器が販売されています。 私の知り合いにも、あるトラブルから電話を盗聴されたことがある(電話の内容を噂話で近所で流された)人もいます。
4)行動などの監視
隣人が同世代の異性である場合に多いようです。一種のストーカーまがいのように、 帰宅したときや出かけるときなどの行動が監視されているなどです。 隣人が盗聴機器や場合によっては、盗撮機器を仕掛けるという話もよく聞きますので、注意が必要です。
5)過度のいやがらせ
何かのトラブルから、車に傷をつけられたり、自転車を盗まれたりすることも多いようです。 その他に落書きをされたりした事例も聞いたことがあります。
6)保証人による被害
私の知り合いで隣人の身元保証人になってトラブルに巻き込まれた人がいます。 これにより隣人との関係が悪化したわけではないのですが、隣人を通じてトラブルに巻き込まれることもある、 といういい例だと思います。