隣人との土地境界トラブルの予防

盗撮発見対策

隣人とのトラブルがおこった際に、盗聴や盗撮されるともよく聞きます。 ここでは盗聴盗撮機器や発見方法について解説します。

盗撮機器についての概要と被害にあわないための対処策の知識を身につけて頂ければと思います。

まず盗撮機器はその形態によって、大きく２つに分類することができます。 １つはデジタルビデオカメラのようにカメラと映像モニターが一体型になっているものと、 もう１つは無線カメラで映像を飛ばし、離れた場所で受信する分離タイプのものです。

	一体型	分離型
目的	・固定できない位置での盗撮	・固定位置からの盗撮
長所	・画像が鮮明 ・盗撮する場所を選ばない ・好きなアングルで撮影できる	・見つかっても犯人が特定できない ・偽装品に仕掛けることが容易
短所	・見つかればつかまってしまう ・比較的、スペースが必要	・画質が少しあらい ・ズームが調整できない
機器例	・カメラ、デジタルビデオカメラ	・無線カメラと受信機

最近では、直径1mmほどの超小型CCDカメラを使い、 時計など日常の身の回りにあるものにしかける偽装タイプの盗撮機器が主流です。 それでは以下に主な盗撮対策を整理しておきます。

■盗撮機器が内臓されている偽装品がないか

壁掛け時計などの偽装タイプの盗撮機器があります。 そのため、隣人の身近な人からこれらのプレゼントをもらっていないかを確認して下さい。

■カーテンは閉めておく

隣の家から、窓越しに部屋の中を盗撮されることもあります。 市販のデジタルビデオカメラに超小型レンズをつければ、 肉眼ではわからないほど小さいレンズで撮影することが可能となります。

そのため、部屋にいるときは、カーテンを必ず閉めて置くようにして下さい。 また、カーテンは薄手のものよりも室内が透けて見えない厚手のものにする方がいいと思います。