住基ネットがスタートするまでの主な経緯です。 ここでのポイントは、住基ネットがスタートするまでに5年以上もの時間をかけて、 システム、法律、制度、セキュリティなどを検討してきたということです。 昨今のテレビ報道により急に注目されたため、急に住基ネットがスタートしたイメージがあるのですが、 実は遅すぎるほど時間がかかっているのです。
・平成6年〜
「住民記録システムのネットワークの構築等に関する研究会」
・平成7年3月
「住民記録システムのネットワークの構築等に関する研究会」中間報告
・平成8年3月
「住民記録システムのネットワークの構築等に関する研究会」の最終報告
・平成8年7月
「住民基本台帳ネットワークシステム懇談会」
・平成8年12月
「住民基本台帳ネットワークシステム懇談会」意見概要の公表
・平成9年6月
「住民基本台帳ネットワークシステムの構築について(住民基本台帳法一部改正試案)」公表、意見募集
・平成10年2月
「法律案の骨子」公表、意見募集
・平成10年3月
「住民基本台帳法の一部を改正する法律案」国会提出
・平成11年8月
「住民基本台帳法の一部を改正する法律」公布
・平成11年10月
制度実施に必要な事項について施行
・平成11年11月
指定情報処理機関の指定(財団法人地方自治情報センター)
・平成12年9月
住基ネット基本設計完了
・平成13年12月〜平成14年3月
総合運用テスト
・平成14年5月〜7月
データ整備
・平成14年8月5日 住基ネットの第1次稼働
→住民への住民票コード通知開始
→行政機関への本人確認情報提供
・平成14年8月30日
住民基本台帳ネットワークシステム調査委員会の設置
・平成14年12月6日
電子政府・電子自治体推進のための行政手続オンライン化関係三法の成立
・平成14年12月13日
電子政府・電子自治体推進のための行政手続オンライン化関係三法の公布
・平成15年8月25日 住基ネットの第2次稼働
→住民票の写しの広域交付、転入転出手続の簡素化
→住民基本台帳カードの交付