住基ネットの賛成や反対。個人情報漏洩、プライバシー流出事件、個人情報保護法や住民基本台帳法を説明。

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個人情報とは

「個人情報」とは、特定個人を識別することが可能な情報のことをさし、 その情報があれば誰のことかわかってしまう、一切の情報のことをいいます。 つまり、この情報とこの情報があれば、あなたのことだ、とわかるというものです。

個人情報とは

住所、氏名、年齢、性別、生年月日、電話番号が個人情報だというのは周知の事実です。 名前と住所があれば、特定の個人が浮かび上がってきますので、これらは個人情報の基礎として、「基本情報」と呼ばれています。

それに加えて、次のようなものが個人情報としてあげることができます。

国籍、人種、本籍、生い立ち、出身、家族構成、続柄、家族の身分事項、家族の職業、 本人及び家族の勤務先、職種、地位、学歴、職歴、結婚歴、離婚歴、妊娠経験、出産回数、学業成績記録、 犯罪歴(前科)、賞罰、病歴、手術歴、身長、体重、血液型、血圧、肖像、音声、声紋、身体機能、言語、地方なまり、 性癖、趣味、嗜好、特技、志望、資産、所得、支払い税額、取引銀行、営業顧客取引先、クレジットカード番号、土地建物、住居の構造や大きさ、 信仰、宗教、支持政党、所属する政党その他の団体名、友人関係…

あげればきりがありませんが、個人情報は「個人に関する、管理できる情報」といったものです。 つまり個人情報は、プライバシーが、管理可能な「情報」という形をとったものなのです。

その中でも特に取り扱いに注意すべき情報を、「センシティブ情報」と呼ぶことがあります。 例えば、個人信用情報には、個人の資産や負債、収入、支出や過去の債務状況、与信額、取引口座、債務の返済状況などが含まれ、 個人の財産や債務の状況がわかってしまいますので、センシティブ情報として扱われます。

さらに、人種や民族、本籍地、信教、思想、医療情報、犯罪歴などは、他人に知られた場合、社会的差別の原因となるおそれがありますので、 特に注意すべき「ハイセンシティブ情報」と呼ぶこともあります。


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