社会保険事務所の職員を装い、相手の勤務先の電話番号などを聞き出す不審電話が、 99年4月〜2002年3月に、全国で計9635件確認されたことが、社会保険庁の調べで分かった。
回答を拒否すると「火をつけてやる」などと脅されるケースもあり、同庁は年金振込通知書で注意を呼びかけた。
社会保険庁によると、不審電話のほか「全国社会保険事務センター」など、 架空団体名の文書を使って勤務先の照会をするケースも147件あった。
各地の社会保険事務所はこうした問い合わせはしておらず、「即答しないで」と呼び掛けている。
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