住基ネットの賛成や反対。個人情報漏洩、プライバシー流出事件、個人情報保護法や住民基本台帳法を説明。

個人情報と住基ネットを考えるサイト

警察からも犯罪歴や借金情報の個人情報が漏洩

1)警視正を書類送検し訓戒 武富士問題で3人処分

消費者金融大手「武富士」に警察の内部資料が流れた問題で、警視庁は18日、 犯罪歴などの捜査情報を漏らしたとして地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで、 警務部付の警視正(56)を書類送検し、警視総監訓戒とした。警視正は同日、辞職した。

また、捜査1課の警視(53)を警視総監訓戒、赤羽署の巡査部長(48)を戒告の懲戒処分とした。 調べでは、警視正は1997年5月から2001年7月にかけ、犯罪歴や職員らの借金状況を武富士に漏えいした疑い。

警視と巡査部長も、犯罪歴や電話の架設名義人などの情報を武富士に漏らしていたという。

2)警視庁の巡査部長書類送検 7人分の犯罪歴など漏らす

警視庁は20日、犯罪歴など警察の内部資料を漏えいしたとして地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで、 第3機動捜査隊所属の竹原道男巡査部長(51)を書類送検し、懲戒免職とした。

調べでは、竹原巡査部長は2000年7月ごろから2001年4月ごろまで、会社役員や保険外交員の男3人に対し、 計7人分の犯罪歴などを漏えいした疑い。 警視庁は同日、竹原巡査部長に対する監督責任を問い、 第3機動捜査隊長の警視(53)と前隊長の警視(50)=現大崎署長=の2人を警務部長注意とした。

会社役員に飲食のもてなしを受けていたとして、石神井署の警部補(50)ら3人を減給などの懲戒処分とした。

また神奈川県警が風営法違反容疑で書類送検していた警視庁公安1課の警部補(51)を停職1カ月の懲戒処分とした。

→主な流出事件へ


戻る次へ

Copyright©個人情報と住基ネットを考えるサイト All Rights Reserved.