夫妻の夫婦の不倫問題、離婚や不倫相手への慰謝料請求、愛人の子供認知など不倫や浮気にの法律問題を紹介。

不倫の法律問題

より安全な不倫相手

自分自身がいくら細心の注意をしていても、相手次第ではせっかくの努力も水の泡になる。 そこで、より安全な不倫相手の条件について考えてみたい。
男性にとって理想的な不倫相手としては、 (1)明るくさっぱりしている人、(2)一人で放っておいても大丈夫な女性、(3)わがままを言わない女性、 などが考えられる。言い換えると、精神的に自立した女性が理想的ということだ。 家庭を持っている男性は経済的、時間的、精神的に多くの制約があるので、 不倫相手の女性に「自立」の要素を求めるのは自然なことといえよう。
そして、精神的な自立の裏付は経済的な自立だから、不倫相手としては仕事を持っている女性が理想的ということになる。
キャリアウーマンは、自分で生活費を稼いでいる。基本的にお金には困っていないから、男性が経済的な心配をする必要はない。 また、彼女たちは仕事に忙しく、頻繁に男性に連絡やデートを要求したりしない。 ほどほどの付き合いを続けることができる条件が整っている。
また、専業主婦の場合、夫に扶養されており家事に忙しいという面では都合のいい関係を続けられそうに思える。 男性と別れた後にも帰るべき家があるので、その点も心配は要らない。 ただし、相手の旦那から慰謝料請求を受けるリスクを思うと、理想的な相手かどうかは疑問である。

■都合のいい男
逆に、女性の側にとって、どんな男性が不倫の恋の相手として理想的なのだろうか?
(1)まめに連絡をくれる人、(2)束縛しない人、(3)嫉妬深くない人、(4)約束を守る人、 (5)約束を守れなかったときは埋め合わせをしてくれる人、 というような条件を備えている男性であれば、障害の多い不倫の恋も長続きするだろうか。
長続きすることがいいことかどうかは別として、生活や戸籍の上でつながりを持てない以上、 男性は女性の抱えている孤独や忍耐という重圧をケアできるようでなければならない。
そして、やはり、経済的な余裕は絶対に必要だろう。不倫は「非日常性」というところに、その魅力がある。 プレゼントや食事、ホテルや旅行などある程度の出費は覚悟しなければならないだろう。
18世紀から19世紀のフランスでも不倫は、富裕層にとっての「エレガントな暇つぶし」であり、 庶民の手が届くものではなかったという。不倫が贅沢な遊びであることは、今も昔も変わらない。
不倫相手との関係を続けるために借金をしているようでは、夫婦生活は遅かれ早かれ破綻し、家庭を失い、ボロボロの男性からは、 恋人も去っていくだろう。金の切れ目が縁の切れ目、不倫の沙汰も金次第ということを肝に銘じておきたい。


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