不倫が露見した有名人の離婚騒動はしばしばワイドショーの話題になるが、一般的にどれくらいの夫婦が、
一方または双方の不倫や浮気を原因として離婚しているのだろうか。
妻と夫の家庭裁判所に対する離婚申立ての動機(3つまで複数回答)を平成13年の司法統計により整理すると、
以下のとおりとなる。
【妻からの申立ての動機】申立て総数45,061件 | ||
---|---|---|
1位 | 性格の不一致 | 20,482件 |
2位 | 暴力 | 13,611件 |
3位 | 異性関係 | 12,286件 |
4位 | 精神的虐待 | 11,321件 |
5位 | 生活費不払 | 10,178件 |
【夫からの申立ての動機】申立て総数17,616件 | ||
---|---|---|
1位 | 性格の不一致 | 11,036件 |
2位 | 異性関係 | 3,426件 |
3位 | 家族との折合い | 3,158件 |
4位 | 浪費 | 2,411件 |
5位 | 異常性格 | 2,407件 |
いずれも「性格の不一致」がトップになっているが、これは離婚の危機にある夫婦に必ずある問題なので、 異性関係すなわち不倫・浮気が男女とも離婚の直接的な原因の上位になっていることに疑問の余地はない。
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