「子供のプチ家出研究室」にお越しいただき、ありがとうございます。 当サイトは、現在問題となっている少年少女のプチ家出を取り扱っているサイトです。
平成14年度の警察白書を見ると、家出する少年少女の割合が飛躍的に伸びています。 もちろんこの統計は、実際に捜索願いが提出された数値となりますので、実質的な家出をしている子供の数というのは不明です。
プチ家出というのは、家出の期間が短いためか、家出をする子供、親ともに家出という感覚は薄く、無断外泊のようにもとらえられがちです。
しかし、このプチ家出というのは、子供からの非常に重要なメッセージの意思表示だと考えています。 というのも、プチ家出後の対応によっては、その子供が本格的な家出をしてしまい、 犯罪に手をそめたり、もしくは犯罪に巻き込まれることも多いのです。 逆をかえせば、プチ家出の原因を究明し、問題を解決することにより、少年少女を非行や犯罪から守り、更生させることも可能なのです。
当サイトを作成した目的は、プチ家出の子供を持っている両親にぜひ見てもらい、プチ家出について真剣に考えて欲しいという思いからです。
よって、主な対象は次の方をイメージしております。
・現在、プチ家出中の子供を持っているご両親
・以前にプチ家出をした子供がいるご両親
また上記だけでなく、思春期の子供をもつ両親に対しても、子供がプチ家出しないように事前の知識を身につけて頂ければとも考えています。
当サイトの利用方法は、まず家出の背景や統計でプチ家出の現状について見て頂きます。 そして、その理由を究明し、再発防止につなげて頂ければと考えています。 また、不運にもプチ家出してしまった子供のことも考えて、捜す方法から警察への相談方法についても言及しています。
家出に関しては、複合的な要因が複雑に絡みあっていることと、捜索願いが出された子供だけの統計によるという性質上、扱いにくい問題でもあり、 そのため関連するサイトはほとんどありません。
ましてや、プチ家出のような最近の世の中を反映しているような行為は、これまで多角的な分析も行われていないため、 情報が不足しているという現状があります。よって、当サイトもみなさまからの意見などを反映しつつ、内容を充実させていきたいと考えています。
当サイトを通じて、子供のプチ家出件数が1件でも少なくなり、ひいては犯罪の抑止につながれば、と強く願っております。
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