子供のプチ家出の原因に関する統計データは現在のところありません。 そのため、警察庁が公開している捜索願いが出されている家出人の原因統計を見てみたいと思います。
■子供の家出原因
総数 | 家庭関係 | 異性関係 | 学業関係 | 就業関係 | 疾病関係 | 犯罪関係 | その他 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10歳未満 | 866 | 305 | − | 17 | 1 | 26 | 3 | 439 |
10歳〜19歳 | 26,075 | 8,000 | 2,094 | 2,582 | 606 | 381 | 164 | 10,273 |
一般的に言われていることですが、家出の原因が主に家庭関係に起因していることが統計データからもわかると思います。
その他を除外すると、10歳未満の場合、家庭関係が全体に占める割合は87%になっています。 一方、10歳〜19歳の場合は、家庭関係が58%、ついで学業関係が19%、異性関係が15%となっています。
大人の家出理由の上位は、家庭関係が21%、就業関係が13%、疾病関係が11%と続きます。
大人と比較すれば明白ですが、 子供の場合は家庭環境がいかに家出の原因になっているかが理解できると思います。
もちろん、プチ家出という行為が家出の過程の一種、もしくはそのプロセスの前段と位置づければ、 プチ家出に関しても家庭関係が非常に大きなウェイトを占めているものと考えることができます。
(AA)「親力」で決まる ! 子供を伸ばすために親にできること |
(AA)「プロ親」になる! 〜「親力(おやりょく)」パワーアップ編〜 |
(AA)時には母のない子のように(ゴスペル・ベスト) |