痴漢被害の5W1Hで被害の実態がわかったと思います。 それでは、電車で痴漢に遭わないために、 事前にどのようなことを対処しておけばいいのかについて説明したいと思います。
■露出の多い服装は控える
男性を刺激しやすいような肌の露出が多い服装はできるだけ控えるようにします。
■電車に乗る前から周囲に注意する
電車を待っているホームの状況や乗車口にいる人を見回してから、電車に乗り込むようにする。
この時に、「ちょっと怪しい」と感じたら、離れるようにします。
■できるだけ女性専用車両に乗車する
女性専用車両に乗車するようにします。
また、女性専用車両がない場合には、女性が多くいる車両に乗るようにします。
■女性の近くを確保する
友人や知人と乗車するようにします。
もしも1人の場合は、女性の隣に陣取り、4方向(前後右左)のうち、
いくつかをブロックできるようにしておきます。
■荷物やカバンを上手に使う
荷物やカバンを持っている場合には、4方向(前後右左)のうち、
いくつかをブロックできるようにしておきます。
■電車内では安全そうな場所をキープする
ドア付近や車両の角など、身動きの取れないような場所は避け、
スペースが比較的あいている等の安全そうな場所を探します。
■電車の混雑がピークの時間帯をさける
出勤前や通学前の電車が混雑している時間帯をさけるようにします。
可能であれば時間を前後にずらし、ピーク時を回避します。
■背後をガードします
ドアを背にするなどして、できるだけ背後に人が立たないようにします。
■ドアの開閉時にも注意する
ドアの開閉時にどさくさにまぎれて、痴漢されることもありますのでホームに電車がついたからといって、
油断しないようにします。
■痴漢された場合のイメージトレーニングをする
被害に遭ったときのことも想定し、自分がおかれている状況で、どのような危険があり、
どう対処すべきかを意識しておきます。