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電車の痴漢犯罪対策室

痴漢冤罪被害

ここでは痴漢冤罪というものについて紹介したいと思います。

もちろん痴漢行為は許されないものだと思います。それゆえ、 女性の被害者にその犯罪行為に対する知識を身につけてもらいたいとの思いや、 少しでも行為が少なくなればとの思いから当サイトを作成しました。

しかし一方で、痴漢冤罪被害者というもう1人の被害者がいるというのも事実です。

痴漢認定の問題は、ひとたび女性が被害を訴えると、名指しされた男性が逮捕されることにあります。

実際、「触られた感触が左手だったように思うので、左にいる人を捕まえた」とか、 「電車を降りてしばらくしてから、この人だと思って捕まえた」など犯人を特定するには、 かなり曖昧な事例のものもあります。

このようなデータがあります。

被疑者が「痴漢していない!」と否認し裁判を争い続けたものが、2000年までに203件あったのですが、 すべて有罪判決だったのです。

つまり、(被害者の供述に不自然さがあったとしても)痴漢冤罪被害者がやっていないと否認して裁判で争う行為自体が、 反省の色が見えないと裁判官は判断しているのが現状なのです。

もちろん警察などは、たとえ間違っていたとしても女性からの供述をすべて鵜呑みにして、取調べをするのです。 実況検分などはしません。

次項において、痴漢えん罪被害者ネットワークの結成時の集会アピール文を掲載しておきますので、 もう1人の被害者である、痴漢冤罪の実態についても確認しておいて下さい。


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