ひとことに犯罪といってもその種類は多様で、その手口も年々複雑化してきています。 しかし近年、特に犯罪として顕著なものが、女性をターゲットとした犯罪です。
女性に対する犯罪と言えば、当サイトのテーマである痴漢、 それ以外では強制わいせつなどの性的犯罪を第一に思い浮かべますが、 盗聴盗撮、ストーカー、セクハラなどの被害件数も非常に伸びています。
盗聴犯罪、盗撮犯罪、 ストーカー犯罪については、次の項目にて詳しく説明しますが、 まずここでは、そもそも女性が犯罪に遭いやすい場所はどこで、 どのような危険があるのかについてまとめておきたいと思います。
■自宅の中
自宅は、自分を守ってくれる空間であるのと同時に、いざ犯罪者が侵入した場合、
一転して外部と遮断され、逃げることが困難な密室になってしまいます。空き巣や忍び込み、悪質な訪問販売の危険などがあります。
対策としては、自宅には他人を入れない、訪問者に対する警戒を怠らないという危機意識が必要です。
■繁華街
街にはいたるところに危険が潜んでいます。
歓楽街では当たり前のようにキャッチセールスやナンパを目論む男たちが次々と女性に声をかけてきます。
ちょっとしたスキが犯罪の呼び水になってしまうことがあるので十分に注意が必要です。
また、極力刺激的な服装を控え、カバンなどは肩からかつぐようにして下さい。
■電車やバスの中
電車やバスの空間は痴漢の温床になっています。そのため当サイトの事前対策などを参考にしておいて下さい。
■飲食店、デパートなどのトイレ
公共の人が利用できるトイレは、一般的には人目につかない片隅にあり、時間帯によっては利用する人も少なく、密室となります。
そのため背後に気を配ることは絶対条件です。また、盗撮されている可能性があることも十分注意し、周囲に気を配ることが大切です。
■映画館
映画館では、痴漢、置き引き、盗撮の危険があります。特に荷物などは床におかずに持っておくようした方がいいと思います。
■エレベーター
エレベーターは密室になるため、強盗、痴漢などの危険があります。
そのため、不審な人がいる場合には、一緒に乗り込まないようにすることが必要です。
■温泉、旅館の浴室
旅館の更衣室や風呂場は盗撮の絶好のターゲットにされています。
もちろん女性の協力者がいて、盗撮される事件も多くありますので、注意が必要です。
大切なことは、どのような場所でどのような危険があるのかについて事前知識として習得しておき、 その危険にどのような対策方法をとるべきかを自分なりにイメージトレーニングしておくことです。