保証人と連帯保証人による金銭貸借トラブルを防止。自己破産、任意整理の債務整理の内容や注意点を解説。

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保証人に関する事件

■商工ファンドの連帯保証人が自殺 埼玉・大宮

「商工ファンド」(東京都中央区)からの借金の連帯保証人になっていた埼玉県大宮市の男性会社員(54)が、 将来の債務負担に絶望して先月、同県内で自殺していたことが12日、分かった。

東松山署などの調べによると、男性は2日、同県川島町の入間川河川敷の雑木林で、木の枝にロープをかけ、首をつって死んでいるのが見つかった。 男性は、10月19日から行方不明になり、同21日に妻(52)から家出人捜索願が出されていた。失跡直後に自殺したとみられる。

男性は、知人の借金に対し、約2000万円の連帯保証人契約を結んでおり、知人の支払いが遅れていたため、悩んでいたという。 保証人契約は、男性の妻が、男性に無断で実印や印鑑証明を持ち出して結んでいたという。(毎日新聞より引用)


■「不景気、保証人は駄目」 三陸の巫女、1年を占う

三陸リアス式海岸の南端にある宮城県唐桑町で「オカミサン」と呼ばれる巫女(みこ)が、大漁に恵まれるかなど各集落の1年を占っている。

オカミサンは、青森県の「イタコ」のように、修業を重ねて祈とうや占いができるようになった目の不自由な女性。 かつて岩手県南部から宮城県北部に多くいた。しかし時代の流れとともに減り続け、 現役は同町の小野寺(おのでら)さつきさん(78)ら数人を残すのみ。

それでも新春の「占いシーズン」を締めくくる7、8日には、町内外から大勢の漁師の妻らが小野寺さん宅を訪れた。

祭壇の前で小野寺さんがシカの角やタカのつめなどが連なる数珠を鳴らすと、集落を守る神様が乗り移り「われわれがみるところでは…」と、 独特の節回しで「不景気な世の中だ。人に頼まれても保証人になるな」「6、7月は海では竜巻が多い」などと告げた。

同町内の主婦前田(まえだ)かついさん(77)は「不漁かもしれないと聞き、お札をもらった。 毎年の行事だが、ここに来ると心が落ち着く」とほほ笑んだ。(共同通信より引用)


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